古書院は、八条宮初代智仁親王によって建てられた最初の書院です。智仁親王は当時の宮廷における古典文学の第一人者であり、文学のみならず、馬術や琴の演奏、蹴鞠なども堪能でした。その万能な才能は建築や庭園の造営にも発揮され、自身の本邸工事を指導した経験を活かして桂別業の造営を行いました。