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客殿 きゃくでん

土地
修学院離宮
種別
建物
時代・年代江戸時代前期 
建築年延宝5年(1677)
構造及び形式木造杮・瓦葺平屋

 客殿とは貴族邸や寺院などで来客と面会するために造られたものです。修学院離宮中離宮の客殿は、元々、延宝5年(1677)に現在の 京都仙洞御所敷地内に造営された東福門院(とうふくもんいん)徳川和子(とくがわまさこ)(後水尾天皇中宮)の女院御所の奥対面所として使われていたもので、東福門院崩御(ほうぎょ)後、林丘寺(りんきゅうじ)へと下賜されて、天和2年(1682)に現在地に移築されました。その後、明治18年(1885)に宮内省へと管理が移されました。

平面図