京都御所の築地塀(ついじべい)には6つの門が開かれており、それぞれ用途ごとに使い分けられていました。そのうち、西南に位置する宜秋門(ぎしゅうもん)は、上皇や宮家、及び廷臣が正式に参内する際に用いられた門であり、公家門(くげもん)とも称されていました。