殿上間(てんじょうのま)は,殿上(てんじょう)ともいい,清涼殿の南廂にあって東西に長く,南側は吹き放しになっています。原則として五位以上の者のうち,許された者だけが昇ることができ,ここに伺候しました。四位・五位でここに昇ることができた者を殿上人(てんじょうびと)といいます。