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錦台 きんたい

土地
京都御所
種別
建物
時代・年代江戸時代後期 安政度内裏
建築年安政4年(1857)
構造及び形式木造縞葺平屋

 錦台は、御内庭(ごないてい)南の築山(つきやま)の上にある御茶室で、秋になると鮮やかに色付く楓林にあることから名付けられ、御庭廻りの中で最後に完成した建物です。「しま葺」(檜皮(ひわだ)(こけら)を交互に葺いて縞模様とする)の屋根に赤色の土壁が印象的な外観で、縁側が廻る四畳半の御茶室の北側には、土間に面した三畳半の控えの間、眺望(ちょうぼう)に適した吹抜けの板敷が続きます。