新御車寄とは、大正4年(1915)の大正天皇の即位の礼に際して、馬車による行幸を迎えるために新設された玄関であり、室内を含む建物全体の総称でもあります。当初は北側に、御常御殿(おつねごてん)への経路となる廊下がありましたが、第二次世界大戦中に撤去され、現在は独立した建物となっています。