月波楼(げっぱろう)は、古書院の脇に位置し、御殿と同じ方位に建てられた杮葺寄棟造(こけらぶきよせむねづくり)の建物です。池のほとりに築かれた高台の上に建てられ、室内からの庭園の眺望から「楼」の名にふさわしい高さが感じられます。