古書院の主室である一の間の正面には床(とこ)の間が設けられています。床柱(とこばしら)には自然な風合いを持つ面皮柱(めんかわばしら)が用いられていますが、軽やかな印象ではなく、むしろ堅牢で落ち着いた雰囲気を醸し出しています。