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虎渓三笑 こけいさんしょう

土地
修学院離宮
建物
寿月観
部屋
一の間
種別
障壁画
作者多田敬一
時代・年代昭和
製作年
寸法H1.76m×W0.73m
材質水墨
形式
原画・模写模写

寿月観一の間には、「虎渓三笑(こけいさんしょう)」の襖絵があります(原画はこちら)。襖絵の題材となった虎渓三笑とは、中国の廬山にある東林寺に隠棲していた慧遠(えおん)という高僧が、寺の下にある谷川「虎渓」をけっして渡らないと誓いをたてていたにもかかわらず、友人の陶淵明(とうえんめい)陸修静(りくしゅうせい)を送る道すがら話に夢中になってしまい、気付くと虎渓を通り過ぎており、三人で大笑いしたという中国の故事で、中国・日本の画題として好まれました。