御化粧の間は皇后宮常御殿(こうごうぐうつねごてん)の北側に位置し、御寝(ぎょしん)の間の北側、御小座敷下の間の西側に配されています。襖9面や壁面張付4面の計13面にわたり塩川文麟(しおかわぶんりん)による「新樹(しんじゅ)」が画かれています。室内は、金地を背景に清らかな川と緑豊かな樹々が描かれ、爽やかで雅やかな空間が広がっています。